【小鯛竜也プロが教えてくれる】花道からのアプローチでチャックリしないためのポイント【スイングのコツ1】

ライもいいグリーン手前の「花道」から、アプローチが突然チャックリ…。かっこ悪いし、次に同じ状況になると、またミスしそうで怖い。そんな状況を克服するために、小鯛竜也プロにレッスンしていただきました!

今回は、スイングのポイントを解説。ぜひチェックしてくださいね!

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◆チャックリを怖がらず、ボールの手前にヘッドを下ろそう

スイングはボール1個分くらい手前にヘッドを下ろすイメージでいOK

スイングはボールを上げようとしたり、上から打ち込まないこと。手首を使って打つ人は鋭角に入りやすいので、アドレス時に肩と腕でできた三角形の位置関係を崩さず振りましょう。腕の付け根が体にピタッと着くよう両ワキを適度に締めるイメージです。打ち急ぐと位置関係が変わるので、ゆっくり上体を回すことも大切です。特にダウンスイングから打ち急ぐ人が多いので、バックスイングと同じスピードでクラブを下ろすよう心掛けなければいけません。

◆ボールをクリーンに打とうとしない

インパクトはボールをクリーンに打とうとせず、アバウトでかまいません。バンスが活かせる構えができているので、ボール1個分くらい手前に入ってもソールが勝手に滑ってくれます。この打ち方なら苦手意識は無くなるのではないでしょうか。

ちなみにピンまで距離が残っている状況であれば、PWや9Ⅰ。ボールがエッジやカラーに近ければUTを使うのも有効です。

こんなに手前でもOK! ボール1個分手前でも、ソールが勝手に滑ります

アドレスに戻るイメージで振ればヘッドが手前に下りても心配なし。バンスが効いてエッジが刺さらないのでチャックリしません。

◆教えてくれたのは…

小鯛竜也プロ 1990年生まれ。

17歳でプロに転向。2017年に「マイナビABC」でツアー初優勝。

トータルバランスの高いゴルフが身上の人気中堅プレーヤー。

ALBA TROSS-VIEW 790号掲載 写真/田中宏幸 構成/岸和也 取材トーナメント/三井住友VISAマスターズ