片岡大育プロ直伝・冬の飛距離アップ大作戦!【7】フェアウエーウッドは軽く打ち込みましょう!

片岡大育プロによる“飛ばし”レッスン。第7回目からはフェアウェイウッド編に入ります。

フェアウェイウッドを使用する頻度が高い女性ゴルファーにとって、しっかりと飛距離を稼げるかどうかはスコアメイクをする上で大きな問題です。まずは、確実にクラブフェースの芯でボールをとらえるコツを身につけましょう!

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◆ 軽くでもいいから、上から打ち込みましょう

フェアウェイウッドの打ち方は、大きく2つに分かれます。一つがソールを滑らせるようにしてボールの横から払い打つタイプ。もう1つがアイアンショットのように、ボールの上からクラブヘッドを打ち込むタイプです。

私は、地面の上にあるボールを打つ以上、やはり打ち込むことをオススメします。わずかでもいいので、スイングの最下点よりも前にボールをとらえましょう。

フェアウェイウッドは、ソールを滑らせるのではなく、ボールの上から打ち込んだほうが、確実にボールをヒットできます

フェアウェイウッドをうまく打てない人の共通点は、ボールを無理に上げようとすることです。そのため、下からあおるような打ち方になりボールの頭をソールで叩き、チョロなどのミスが出ます。

これを防ぐには、ロフトを少し立てて当てるぐらいの気持ちで上から打ち込むことです。基本的にボールが上がりやすいクラブなので、それでも十分に高く上がります。しかも、ボールを強くヒットできる分、飛距離も出ます。

ロフトを少し立てた状態でインパクトを迎えても、高く上がりますし、ボールを強くヒットできるので飛距離を稼げます

ボールの上から打ち込むからといって、ショートアイアンで打ったときのように、大きなターフを取るイメージは必要ありません。ボールの先にある芝を軽く削り取るぐらいのイメージです。

冬場のように芝が短いときはターフがとれなくても構いません。大切なのは、あくまでもスイングの最下点よりも手前でヒットすることです。

ボールの先にある芝を削り取る気持ちで振り抜きましょう