ラフから脱出するのはもちろんですが、距離も稼ぎたいし、グリーンだって狙いたい! そんな思いに応えてくれるのがユーティリティ。夏ラフに強い1本の見分け方、教えます!
タフな状況でも困らないテクニック集【一発アウトを叶えるラフ攻略レッスン】
◆キャロウェイ ROUGE ST MAX FAST Women’Sで解説します!
ロフト角/24度 ライ角/59.5度 ヘッド体積/127㎤ 長さ/38.5インチ重さ/約303g(L) フレックス/L、A 価格¥41,800
◆いちばん扱いやすいのは5番ユーティリティ
3番UTになると、フェアウェイウッドに近くなってしまうため、操作性がよりハードに。24度くらいロフトがあると高い球が出せるので、グリーンを狙える可能性も格段にアップします。
◆抜けの良さを重視するなら“小ぶり”がベター
ヘッドが小ぶりでソールの丸みがあるほど、ラフの抵抗は少なくなります。また、刃が少し前に出ている“出っ刃”であれば、よりボールを拾い上げてくれるのでおすすめ。
◆ミスヒットをカバーする肉厚フェースが◎
たとえばキャロウェイのUTは、重心がフェースのセンターにくるように内部にウェイトを搭載。その結果、低重心化にも貢献し、フェースの下部分にミスヒットしてもカバーしてくれます。
◆教えてくれたのは…井上莉花さん
1993年生まれ、茨城県出身。身長163cm。父親の影響で10歳からゴルフを始める。USGTFのティーチング資格を持ち、Instagram(@1124rika)ほか、YouTubeチャンネル『井上莉花のStance tv.』ではレッスンだけでなく、積極的にゴルフの魅力を伝えている。
Regina2022年初夏号より転載 撮影/長谷川直紀(人物)、SHINTARO(静物) エディター/一寸木芳枝 撮影協力/スイング碑文谷