4つのうち2つはパーを獲りたい!パー3攻略法【精度&マネジメントアップ講座】

◆グリーンが見えるパー3は チャンス ホール

ティーイングエリアからグリーン面が見え、短いクラブでティアップできるホールが多いパー3はチャンス。グリーン周りがやさしいホールならば、思い切って攻めればパーも拾えるでしょう。ただし徹底的にハザードを避けることを忘れずに。怖がらず気を緩めず集中しましょう。

足利城ゴルフ俱楽部No.8
左グリーン ▶144ヤード
右グリーン ▶119ヤード
距離のあるパー3。左グリーンならバンカーを避けて花道から。右グリーンは手前のバンカーに注意。花道手前の木にも気をつけたい。

<ピン位置と傾斜>グリーンの情報は必ず確認しよう!

ほとんどのゴルフ場では、ピン位置、グリーンの傾斜情報を準備してくれています。必ずチェックする習慣を。

<ティショット攻略法>

パー3でも、ティアップで出球の方向を意識することが大切です。ボールも止まりやすいので、ワンオン狙いならキャリーで届く番手をチョイス。2グリーンのコースはハザードがなければ左右の間狙いも安全です。左グリーンのように距離が長い場合は、ボギーオンでもOK。

このバンカーはアゴが高いけれど、アゴが低ければピッチ&ランも可能。できるだけコース情報をチェックしよう

<NGな攻略>

キャリーの距離ではなくランも想定した距離の番手をもつとバンカーにつかまる危険大。短いクラブはボールが止まりやすいことを忘れずに番手を選びましょう。

グリーン手前にある樹木もハザードと考えてマネジメントを。落ちどころによっては「出すだけ」になってしまいます

「イメージより1番手上げて、出球を意識し、しっかり振りぬきましょう!」

◆教えてくれたのは…中村英美プロ

PGA・A級ティーチングプロ。2021年、PGA史上初の女性ティーチングプロ第一期生となる。幅広いゴルファーへのレッスンをはじめ、女子ゴルファーのキャスティングやコンペ・イベント企画を運営する「V・J ・Golf」主宰。ベストスコアは65。インスタアカウントは@hidemi_golf

Regina2024春号より転載 撮影/田中宏幸、ALBA、Getty Images イラスト/丸口洋平 ホール図/佐藤信男 スタイリスト/林かよ  エディター/たかはしよし子 撮影協力/足利城ゴルフ倶楽部

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