イケメンプロ・塩見好輝が女性のために教える ★超簡単にパットが決まる魔法のストローク★第2回 アドレス

男子ツアーでも1、2を争うイケメンの塩見好輝プロが、パッティングに悩みを持つ女性ゴルファーに贈る特別レッスン。第2回のテーマはアドレスです。比較的自由なスタイルが認められているパッティングですが、最低限の決まり事を守ったうえでの話です。まずは、基本スタイルを知っておきましょう。

肩と腕でできる形は三角形ではなく五角形にしましょう

アドレスの基本的なポイントを説明しましょう。まずボールの位置ですが、スタンスの中央よりもボール1個分ほど左に置きます。それよりも右にセットすると、フェース面や肩のラインが目標の右を向いてしまうからです。

また、体との距離が近すぎるとアウトサイドに、遠すぎると、アウトサイドにもインサイドにもヘッドが上がるので、目の真下ぐらいに置きましょう。

ボールはスタンスの中央からボール1個分左に置きます。体との距離は目の真下ぐらいがいいでしょう

女子に多いのが、肩のラインと腕で三角形をつくる構えです。これだとスムーズにヘッドを動かせず、アウトサイドインのカット打ちになります。両ヒジを軽く曲げて肩のラインと腕で五角形を意識した構えにしましょう。左ヒジを目標に向けてから、軽くワキを締めるイメージです。

肩のラインと腕で三角形をつくった構えだと、カット打ちになるのでボールに右回転がかかりやすい。ラインから外れる原因となるので気をつけましょう

左ヒジを目標に向けてから、両ワキを軽く閉じましょう

ボールの転がりが今一つよくないと感じる人は、両手の位置を少しだけ上げて、ヒールを浮かせるように構えましょう。トゥを浮かせて構えるよりもヘッドを真っすぐ引いて真っすぐ出せるので、ボールに横回転がかかりにくく、直進性がアップします。ラインにも乗りやすいので、カップの手前で止まることもなくなります。

ヘッドの先を浮かせるよりも、ヘッドの後ろを浮かせたほうが、ボールが真っすぐ転がるようになります

撮影協力/南総カントリークラブ