男子ツアーでも1、2を争うイケメンの塩見好輝プロが、パッティングに悩みを持つ女性ゴルファーに贈る特別レッスン。第8回のテーマは傾斜の読み方です。グリーン上はほぼ平坦ではありません。上り下りの傾斜や、右から左、左から右への傾斜があります。その傾斜を読むことができれば、カップインの確率は一気に上がります。
◆ボールとカップを結んだラインを違う方向からも確認しましょう!
自分ではボールが右に曲がると思って打ったのに左に曲がった。あるいは、上りのラインだと思ったのに下りだったという経験をしたことってありませんか?
その場合、多くの人はボールからカップを見てラインを判断していると思います。でも、一方向だけでは、正確な傾斜は把握できません。そこでお勧めしたいのが、違う方向からラインを見ることです。
次にカップの反対側へ回り、先ほどの読みが正しかったかどうかを確認します。左右どちらに曲がりそうなのか。上りなのか、下りなのかを確かめましょう。
ちなみに、ツアープロの多くは、カップの反対側にいく際、足の裏で傾斜を感じています。ツマ先やカカトにかかる体重によって、上りか下りなのかを判断するわけです。
念のため、カップの反対側からボールのところへ戻る際、カップの横当たりで一度立ち止まり、そこから傾斜を読んでみましょう。自分が最終的に判断したラインが正しかったのかどうかをチェックします。
プレー時間に余裕があるときは、ボールからカップの反対側までいくときにも立ち止まって横からラインを見るといいですね。ボールとカップを結んだラインの周りをぐるりと一周する感じです。
撮影協力/南総カントリークラブ