どんなピンチも切り抜けられる!女性ゴルファーのメンタル強化作戦【1】

ゴルフにピンチはつきもの。難しいライ、ミスの連続など自信をもてないシーンでは、メンタルのコントロールが超重要です。プレッシャーに負けず、冷静に対処するコツを覚えて、あなたのゴルフを成長させましょう!

【ケース1】スタートホールのティショット。大勢の人が見ているから緊張する!

→【アドバイス】期待されてないでしょ!ルーティンだけに集中しましょう

スタート直前は、みんな自分のことで頭がいっぱい。あなたのスーパーショットを期待しているわけではありません。あなたのいる方向をボーッと見ているだけで、じつはコース戦略を考えているのかも。それに、あなただって誰かがミスしても、なんとも思わないでしょう?ルーティンに集中して!

ティショットのルーティンは25秒以内に

アドレスに掛ける時間の理想は20秒~25秒。30秒以上は長いです。ルーティンに時間をかけすぎると力みの原因になります。一度時間をはかってみて!

→【アドバイス】好きな女子プロになりきってみて!

好きなプロゴルファーになりきってみるのもおすすめです。たとえば宮里藍プロのスイングをお手本にしたい人は、女優になったつもりで藍プロを演じるのです。そうすれば、ゆったりとした理想のスイングを描けますよ。

【ケース2】2回連続でバンカーショットに失敗。やば~!出せる気がしないんだけど…

→【アドバイス】振り終わりの位置を決めてクラブをゆっくり大きく動かして!

バンカーから脱出できない人には「スイングが小さくて遠い」という特徴があります。力で出そうとすると体が硬くなり、大きくゆったりスイングできません。1回ミスするとさらにガチガチになり、スイングもさらに早くなる傾向が。また、緊張するとボールに意識がいきすぎて、フォローのことを忘れてしまいます。そうならないためには、「この高さまで振り抜く」という“フォローのゴール地点”を決めることが大事。振り終わりの位置を意識して!

→【アドバイス】焦らない、焦らない。1回目だと思って!

2回ミスしたと思わず、1回目のショットのつもりで打ちましょう。焦りは禁物です。バンカーに入ったら、いつも何に気を付けていますか?いったん深呼吸をして、バンカーショットの注意点をひとつずつ思い出してみましょう。

撮影協力/ハンズゴルフクラブ 撮影/桜井ひとし イラスト/いいあい デザイン/アトム☆スタジオ エディター/大津恭子 指導/袋井理代